お疲れ様です、長生きです。
私はテレビっ子で、昔からテレビが好きで金曜ロードショーなどで映画を小さいころから見てきました。大人になりネットフリックスやプライムビデオなどで映画を見ることが小さな生きがいです。たくさん映画を見てきたわけではないですが、たくさんある中の1つのレビューの意見として見てもらえたら幸いです。
それではどうぞ。
あらすじ
月に1度、PMS(月経前症候群)の影響で激しいイライラを感じてしまう藤沢美紗(上白石萌音)は、転職してきたばかりの同僚・山添孝俊(松村北斗)のささいな行動をきっかけに、ストレスを爆発させてしまう。その後美紗は、やる気がなさそうに見える孝俊が実はパニック障害を患っており、生きがいや気力も失っていることを知る。互いの事情を知った二人は職場の人たちの理解に支えられながら、同志のような関係を築いていく。 『そして、バトンは渡された』の原作などで知られる瀬尾まいこの小説を映画化。瀬尾自身のパニック障害の経験を基に、人には理解されにくい疾患を抱え、生きづらさを感じながら生きる男女の交流を描く。『ケイコ 目を澄ませて』などの三宅唱が監督・脚本、『体操しようよ』などの和田清人が三宅監督と共同で脚本を担当。パニック障害を患う男性を『ライアー×ライアー』などの松村北斗、PMS(月経前症候群)の影響でイライラしがちな女性を『舞妓はレディ』などの上白石萌音が演じる。
空を見上げた目線の先に出会った星座があった
生きづらい世の中とふいに出会った男女は同志に近い存在になっていく
抗えない日常の風景を切り取った心揺さぶるハートフルな映画です
見る前の評価
正直あまり上白石萌音さんと松村北斗さんの演技を見たことが無く、ネットフリックスでチラッと画像を見ただけなので、すごく見てみたいとは思わずにフラットな感覚で見れるかなあと思いました。
あらすじだけ見てみると、ちょっと重たいテーマなのかなと思いましたが、いつ自分もパニック障害になるか分からないし、女性のPMSという病気も男性の自分には分かるはずも無いので見てみる興味の一歩となりました。
軽くネタバレ
とにかく要所要所に出てくるBGMが心地良いです。
雨の音に合うような、寝る前の睡眠用BGMに出てくるような音楽で、心が洗われます。
あと何気ない日常の風景が遠くのカメラから映されてたびたび流れます。
その時に流れる心地よいBGMや、お二人のセリフが合わさって何とも言えない気持ちになります。
それにお二人が務めている会社の人たちがとにかく優しいです。
私もこんな会社に勤めたかったです。いやホントに。心の底から。
上白石萌音さんがとにかく可愛い。大き目の灰色のコートも可愛い。
各シーンで手土産を持っていく気遣いがとても似合っていて可愛い。
お母さんに作ってもらった手編みの手袋を付けて車のドアを閉めるやりとりも可愛い。
残ったポテチを最後にかきこむ姿も可愛い。
松村北斗さんと少し仲良くなって毒舌になるの可愛い。
自宅で寝巻のお団子ヘアーに足湯姿可愛い。
そのためかPMSの症状が出た時の落差がすごいです。別人のようになります。
松村北斗さんは「すずめの戸締り」でのイケメンの声を当てている人のイメージしかないです。私はアイドルの顔を知らないので、逆に良かったかなと思います。アイドルだからという色眼鏡が無いので、まっすぐな意見を言えると思います。
会社の倉庫の上がっていくシャッター越しの顔面かっこよい。
社長が持ってきたお茶を飲みつつラジカセを聞きながら微笑むのかっこよい。
夜に職場で寒いからとひざ掛け渡す気遣いがかっこよい。
要らないと言っていた自転車結局貰っていてかっこよい。
日差しに向かって自転車を走り出す姿かっこよい。
この2人が共に病と向き合って過ごしていく景色を、映画を通してのぞき見ることが出来ます。
上白石萌音さんと転職エージェントの人が喫茶店かカフェか分かりませんがそこで話すシーンがあるのですが、とても雰囲気が良くてマジで行ってみたいです。
あと松村北斗さんが自転車で線路の横を走っているシーンがあるのですが、「天気の子」に出てくるシーンととても似ているのは気のせいでしょうか???
最後のエンドロールの背景が、松村北斗さんの会社の一コマになっているのですが、なんかずっと見てしまいました。何気ない日常なのになぜか心がほっこりします。
最後に
この映画は私の中でドキュメンタリー映画です。
2時間の映画で人生が変わるわけもなく、映画が終わった瞬間からいつもの日常に戻ります。
だからといってこの映画の記憶が無くなるわけではありません。
パニック障害とPMSがどういったものかは少しは理解できたと思いますし、でもすべてを理解出来たとは到底思えません。
もし今、あなたが少しだけ生きづらいと思う人生ならばこの作品を私は勧めます。
何か思える感情が出て来てくれたら私は嬉しいです。
この映画を締めくくる一言を述べるとするならば、
「夜明け前が一番暗い」
この一言に尽きます。
良い映画でした、ありがとうございました。