雑記ブログ

映画【推しの子】ネタバレ感想とレビュー

4月18日にプライムビデオから配信開始になった映画【推しの子】の

私なりの感想とレビューを書いていこうと思います。

128分に及ぶ映画の内容は果たして原作を超える事が出来るのか。

生まれ変わった双子の運命と共に

伝説のアイドルがなぜ殺されなければならなかったのか。

愛を知らないアイドルの本当の真実が今解き明かされる。

それではどうぞ。

結論

 

広告が入ったプライムビデオで見た感想としては、正直映画では無くてもよかったかなと思いました。

・冒頭の50分は視点を変えた過去の話

・エンドロールのライブ映像は映画館で見てみたかった

・ニノの演技と存在感が強すぎて他の出演者が空気

・ドラマ版ではほぼ主役だった有馬かな役の原菜乃華がマジで空気

・ルビーがアクアが先生と気づいてからの内容がばっさりカット

・てかルビーの出番がほぼほぼ無い

ここからは簡潔に詳しく説明していこうと思います。

良かった点

 

最初の50分は過去の話と書きましたが、アクアの前世とルビーの前世の話で、先生が殺されるまでとアイが殺されるまでの内容を映画に落とし込んでいるのですが、ドラマを見ていなくてもこの映画からスッと入れる内容になっています。

アイが殺されてからドラマの続きが始まるのですが、後半にカミキヒカル役の二宮和也さんの出番がやってきます。

てかニノの演技がすごすぎて、マジで周りの演技を喰うというのはこういう事かということが分かります。

アクアとカミキヒカルが対面するシーンで、涙を浮かべながら自分の罪とやってきた事を認めずにのらりくらりと語るシーンでは身の毛がよだつほどの嫌な役でした。もちろん誉め言葉としてです。

そして原作では最後のカミキヒカルとアクアが対立するシーンで、二人とも海に落ちてカミキヒカルは分かりませんがアクアの死体が上がります。

映画では死体は上がらず二人とも転落死として処理され、黒川あかねと有馬かなとMEMちょが海に花束を投げ込むシーンに変わっています。

そこから後日談として各キャラのその後が流れ、最後のエンドロールに繋がっていきます。

このエンドロールがまた最高なんですよね。

まずは曲がやばい。

ダンスムービーしかなかったのであの三人が踊っていると思ってみてみてください。

 

曲も最高で映像もドラマの各シーンを切り取った映像とB小町のライブ映像が織り交ぜられ、終わり良ければ全て良しになっています。

むしろ映画の内容はこのエンドロールのためにあるかのようにただの序章にすぎません。

私はドラマも見てこの映画を見たのですが、またドラマが見たくなりました。

プライムビデオでドラマを見た人たちが映画に足を運ぶと思います。

しかし、映画から入った人もいて、この映画からドラマも見てみたいと思うエンドロールになっています。

とりあえず時間が無くてドラマを見ていない人は映画だけでも見てみると、ドラマも見たくなるのでぜひこの機会に映画版【推しの子】見てみて下さい。

悪かった点

 

ここからはこの映画の悪かった点をまとめていきます。

一番に出てくるのはやはり序盤の50分ですね。。。

視点を変えて過去の話が流れるのですが、ドラマ版を見ている私にとっては早く次に進まないかなあと思いながら見ていました。星野アイ役の斎藤飛鳥さんの演技も確かに素晴らしかったのですが、ドラマ版の推しの子を見ていない人のためか分かりませんが、冒頭の50分がドラマの続きではなく視点を変えた過去の話になっており、正直だらけてしまします。128分あるのに50分は前世の先生の視点と転生した双子の視点で、アイが殺されるまでの過去の話をダラダラと流しています。

それよりももっと入れて欲しかったシーンはたくさんあったし、ルビーが先生と分かってからのデレ具合など色んなシーンが入ってほしかったですね。。。

あとニノの演技も素晴らしかったのですが、どうしてもニノの演技に持っていかれてる感がすごすぎて周りが空気になり過ぎてしまいましたね。

カミキヒカル役としては私自身はあってたと思っていましたが、見終わった後に少し考えるとインパクトがあり過ぎるニノじゃない方が良かったのかなあと思いました。

 

感想と総評

やはり映画ならではの要約された内容じゃ原作の厚みは出ませんし、どこを切り取るかによって見ている人の心は離れていってしまいます。

具体的に言うとエンドロールのライブシーンは映画館で観たら迫力がすごかったんだろうなと思いましたし、ニノのラスボス感はとてつもなく、他のキャストを総じて喰っている感じでした。

原作を知っている人は、逆に映画版を見てドラマ版を見てみてもいいかも、というかドラマ版が良く出来ていて、映画では無く残りの後編もドラマで詳しくやってくれたら間違いなく神ドラマになっていたと思います。

映画の時間内では入りきらない内容だったところを無理やり詰め込んだ映画になっていましたね。

ドラマを見て、映画を見て、それから原作を見てみるとより楽しめると思います。

私はとても楽しめましたし、うまくまとまってるなあと思いながらも、このシーンは入れて欲しかったなあとかいくつか思う部分はありました。

ていうか入れて欲しかったシーンが多くてそうなるとやっぱり映画では無くて、全編ドラマにしてくれたほうが良かったなとこれにつきますね。

 

 

まとめ

 

いろいろ書いてきましたが、この映画の見どころはエンドロールです。

二時間の序章に過ぎません。エンドロールを見るために映画を見ましょう。

以上です。ではまた!

 

 

ABOUT ME
長生き
1987年生まれ修羅の国在住。 年収600→500万 嫁1人、子3人 勢いと流れで4900万のローンで家を購入したが、コロナ禍により年収が100万減り人生詰み状態。さまざまな副業の一つとしてブログを開設。 人生にもがき苦しむおっさんの姿、とくとご覧あれ。